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2004.01up インタビュー特集(play編集部)
 2004年1月18日より北米にて『MAXIMO VS ARMY OF ZIN (TM)』(日本語版:『MAXIMO(TM)マシンモンスターの野望』)がCAPCOMより絶賛発売中!発売と共に米国ゲーム業界各誌でMAXIMO特集が多く組まれた。その中の一誌『play』に掲載されたインタビューを日本語に訳してご紹介。MAXIMOキャラクター制作に賭けた意気込みが分かる!!


(play編集部) マキシモよりもアメリカのユーザーは、松下先生のファミ通の表紙や、モータートゥーン・グランプリ2、Monkey Magicに馴染みが深いと思うのですが、どういう経緯でカプコンと一緒にお仕事することに?そしてマキシモのキャラデザインを手がけることになったのでしょうか?

(松下) カプコンより依頼を受け、マキシモ原案の初期段階からご一緒させてもらいました。


(play編集部)
今回の新しいマキシモのキャラクターデザインについてお聞きしたいのですが、マキシモ1のキャラクターは「魔界村」のイメージを忠実に踏襲するデザインで描かれていましたが、くらべて今回のマキシモ2の「Zin」キャラクターは、松下先生のビジョンと独創性がかなり入っていると思うのですが?


(松下) 正直に言って、「マキシモ」はもともと「魔界村」を意識して作ってはいません。「魔界村」のイメージが僕のイメージにインスパイヤされて作られたものということで、結果的に「魔界村」のイメージを踏襲するデザインで描かれたように見えるのではないでしょうか。「マキシモ1」のキャラクターは、頂いたゲームストーリーで思いついたものをデザインしました。今回の「ZIN」キャラクターについては、物凄く力を入れて一生懸命作りました。すごく試行錯誤しましたが、自分でも面白いものが出来たと自負しています。楽しみながら作ったキャラクターです。

(play編集部) 「マキシモ2」で素晴らしい世界感をつくりあげたと思うのですが、マキシモのアニメとかオリジナルのビデオアニメを制作する予定などはあるのでしょうか?

(松下) ゲーム以外のところで活躍するといいですね。そういった話があれば嬉しいし楽しみなので大歓迎です。



(play編集部) キャラクターのデザインでなく、松下先生はゲーム内のモデルの監修や承認チェックもしたのでしょうか?

(松下) 監修や承認チェックもしました。出来あがっていくものをチェックしながら進んでいきました。


(play編集部) もし映画やTVシリーズものを制作する機会があるとすれば、先生は伝統的なセルを使った制作を好みますか?それともCG?

(松下) 面白い質問ですね。一番世界観を表現できる手法であれば、セルでもCG でも手法にはこだわりません。CGとセルアニメの合成でやった方が良いものならそれでも構わないし、その時に一番合った手法で制作したいと思っています。

(play編集部) アメリカ市場のキャラクターデザインの最近の傾向やトレンドにはよく精通されていらっしゃいますか?松下先生にとって「クール」なキャラクターデザインとは?他のアーティストやキャラクターで松下先生がもっとも注目をしているのは?

(松下) アメリカのマーケットは色々と注目していますが、様々なものがミックスされて出てきているので、最近の傾向やトレンドは正直言って把握しづらいです。僕にとってのクールなキャラクターデザインとは、「とにかくかっこいいもの」「デザインが良いもの」。他のアーティストやキャラクターについては常に色々なものを注目しています。ゲームセンターのガチャコンとかね。すみからすみまで未だに良い意味で影響されています。あまりにも興味が色々に分散しているので、今この人が、とは絞れません。

(play編集部) 最後の質問になりますが、先生はどうやって数多くの雑誌の表紙や他のお仕事をこなしていらっしゃるのですか?先生の描く各雑誌の表紙をみても何日もかかる作業とおみうけできます。先生は多くのアシスタントの方々を抱えていらしゃるのですか?それとも下書きの構成も色づけも全てご本人が一人でこなしているのでしょうか?


(松下)

有能な3人のアシスタントを抱えており、僕を含めた4人で一生懸命制作しています。

- おわり -


以上のインタビューが掲載された 『play』の他にも多くの業界誌に大々的に特集された。以下は 『PSE2』の掲載ページ












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